箱根七湯発祥の地 箱根湯本温泉郷では、毎年、文化の日の11月3日に、伝統的な箱根大名行列が、盛大に開催されます。 「下ニー 下ニー」と大きな掛け声とともに、露払いを先頭に、六尺、挟み箱、毛槍、弓、鉄砲、徒士(かち)、小姓、大名、家老、大名駕籠、奥女中、腰元、長持等、総勢170名の箱根大名行列が、江戸時代の参勤交代をしのばせて、旧東海道や温泉街を約6キロメートルにわたって練り歩きます。 江戸幕府が、幕府体制維持のために、各大名に命じた参勤交代は、1635年の武家諸法度によって制度化された。大名の妻や子を江戸に居住させ、大名は、1年おきに、江戸と国許を往復しました。その大名行列の員数・規模は、各大名の領地高によって決められ、箱根大名行列は、小田原藩11万3千石の格式にならっています。 箱根大名行列の歴史は、昭和10年、箱根湯本で、温泉博覧会が開催された時に始まります。太平洋戦争中、一時、中断しましたが、戦後、11月3日に毎年、箱根湯本温泉郷で開催されています。
箱根大名行列170名本体の他に、行列の前と後ろに、各種団体が参加し、箱根大名行列を更に盛り上げます。 地元箱根全山の小学生による、トランペット鼓笛「マーチングバンド箱根21」、高校生から社会人まで幅広い構成員で、小田原と相模原を拠点に活躍している「Marching Band Sirius」の吹奏楽団、座間市に拠点を置き、「日米親善と友好」をモットーに全国で大活躍の「在日米陸軍軍楽隊」による吹奏楽団が参加します。 平成14年暮れ、箱根湯本温泉郷の若い芸妓さんの愛称募集を行い、「きらり妓(こ)さん」と決まった、「箱根湯本温泉芸能組合」の華やかなヨッシャ踊りもパレードします。 戦国時代に活躍した火縄銃の操作練習や保存を図るために発足した「小田原北条鉄砲衆」も行列に参加して、随所で火縄銃の演武を行ないます。 今年はスペシャルゲストに、音楽活動のほかドラマやバラエティなど広く活躍されている浅香唯(あさかゆい)さんをお迎えします。 11月3日の箱根大名行列は、箱根三大祭のひとつとして、秋の箱根を代表するイベントとして、全国はもとより、海外からも多数の観光客をお迎えして開催されます。箱根登山鉄道の箱根湯本駅から徒歩にて見学できます。箱根大名行列をご覧に、温泉も紅葉も素晴らしい箱根湯本温泉郷へお出かけになりませんか!
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